夏木マリ

東京都出身。
73年デビュー。80年代より演劇にも活動の場を広げ、芸術選奨文部大臣新人賞などを受賞。93年からコンセプチュアルアートシアター「印象派」で、身体能力を極めた芸術表現を確立。国内はもとより国外でも高い評価を得ており、2017年パリのルーヴル美術館で公演し成功をおさめた。09年パフォーマンス集団MNT(マリナツキテロワール)を立上げ主宰。その功績に対しモンブラン国際文化賞を受章。同年、バラと音楽の支援活動「One of Loveプロジェクト」を設立し、毎年「世界音楽の日」である6月21日にGIGを開催。音楽活動では3回目となる全国ライブハウスツアー「MAGICAL MEETING TOUR Live & Talk」を完走し、フェスにも多数参戦。映画、ドラマ、舞台、音楽と幅広い分野で活躍。
主な出演作品に『鬼龍院花子の生涯』(82年/五社英雄監督)、『里見八犬伝』(83年/深作欣二監督)、『北の蛍』(84年/五社英雄監督)、『男はつらいよ』(90年/山田洋二監督)、『SFサムライ・フィクション』(98年/中野裕之監督)、『ピンポン』(02年/曽利文彦監督)、『さくらん』(07年/蜷川実花監督)、『髪がかり』(08年/河崎実監督)、『陽だまりの彼女』(13年/三木孝浩監督)など。主なボイスキャスト作品、『千と千尋の神隠し』(01年/宮崎駿監督)、近作ではディズニー・アニメーション『モアナと伝説の海』(17年)やアニメーション『フェリシーと夢のトウシューズ』(17年)など。また、2018年春、主演映画『生きる街』(榊英雄監督)公開予定。